googleのbloggerを始めてみた。
考え事をする時は紙の上の方が好きだが、いろいろ調べながら雑多な妄想を膨らますのに適しているかと思った次第。好き勝手に書きながらブラインドタッチも修得してしまおうという腹である。
さっそくだが、今日クリアしたフリーホラーゲーム
「物念世界」
について。
やってみたい人はこちら↓からダウンロード可能。
http://www.freem.ne.jp/win/game/5515
正直かなり面白かった。
まず映像。和風な背景で作り込みが素晴らしい。フリーゲームの中ではかなり気合いの入った映像で、雰囲気だけでも十分楽しめる。あと、主人公の母親がかわいい。
次に音楽。物語は大体3部構成になっているが、3つ目のステージのBGMがとにかく素敵。和風かつホラー要素を忘れるノリノリなメロディは必聴。
そしてストーリー。以降、ネタバレ軽く含む。
この物語は「物念」の世界に女の子が連れて行かれ、「物」に宿る「念」を肌で感じながら元の世界へ帰る、というものだ。
本作がプレイヤーに訴えかけるメッセージは至極単純。
「物は大切にしろ」
これだけである。しかし、この「物を大切にする」心は今もなお失われ続けており、本作は結構大事なメッセージを伝えているようにも感じる。
そもそも「物を大切にする」精神は儒学から来ているようで↓
http://okwave.jp/qa/q4279728.html
崇物論なんて考え方もあるそう。↓
http://ja.wikipedia.org/wiki/崇物論
自然を崇拝してきた日本人は、物にも魂が宿ると信じて大切に扱ってきた。
「もったいない」
の語源を調べてみても面白そう↓
http://ja.wikipedia.org/wiki/もったいない
ここ数年、不景気だなんだと言いながら、皆携帯を持っている。冷房も冷蔵庫も電子レンジも車もなんでもある。物に溢れた現代において物の価値が薄れてきているように思う。
だが今一度考え直すべきである。そもそも日本が戦後復興できたのは、「物を大切にする」心があったからだ。物を尊び、丁寧に作り込む能力があったからこそ、戦後の産業分野で飛躍的に売り上げを伸ばし、自動車やカメラを筆頭に数多くの
「日本ブランド」
を確立した。部品も発想も海外発の中、日本のオリジナリティはそこで出すしかなかった。
「グローバル化」などという安い言葉に乗らされてはいけない。日本の良さとは何か。オリンピックスピーチでも話題になったことだが、その根源にある精神こそ
「物を大切にする心」
ではないか。巷で話題の「オモテナシ♡」も結局はここに帰着する。
話が広がりすぎたのでまとめると、
物念世界オススメ。
ここらで今日はおしまい。
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